第2回「子どものための農業体験教室」(前期)が開催されました。

2025.04.21
4月20日、第2回「子どものための農業体験教室」が開催されました。

時間よりずいぶん早く来て、とても熱心にこの前作業したところを観察している子もいました。聞けば前日に様子を見に来てくれた子もいたとか。みんな興味を持ってくれてうれしい限りです。

さて、今日は作業が盛りだくさんでした。まずはクワ体験。全員でクワを使うには人数が多すぎたので、2グループに分かれ交代で体験です。今日は区内の農家さんが応援に来てくださったので、クワの使い方を習って実際に土を耕してみました。鉄でできたクワは重く、はじめは思うように動かせなかったりしましたが、どんどんコツを覚えて穴を掘るのに夢中になっている子もいました。



もう片方のグループは前回種まきしたトウモロコシの不織布をはがして、点検していきます。芽の出ていないところにはもう一度種まきをして、虫や風から守るためのネットのトンネルを作る工程をみんなで協力してすすめます。普段使ったことのない20m以上の長さの不織布やネットを広げたり、畳んだり。みんなで息を合わせました。



それぞれのグループが両方体験したあとは、ちょっと休憩。今日はやることがたくさんあったので長い休憩はとれませんでしたが、その合間にももう一回クワを使いたい!と飛び出していく元気な子も。

次の作業はナスとピーマンの植付けです。植える前にまずはマルチというビニールを植える場所に敷いていきます。これも20mくらいの長さなので、みんなで少しずつ手分けをしながらマルチのロールを引っ張っていったり、両側に並んで土をかけて埋めていったり。息を合わせてとても上手にマルチを張ることができました。



そしてやっと苗の植付けです。前回レタスの苗を植えたので、みんなやり方はきちんと覚えています。でも今回は茎があって背が高い野菜なので、折らないように気を付けながら植えました。



最後にエダマメの不織布も慎重に剥がして、今日の作業はおしまい。

次は約1か月後。その間に野菜たちはぐんぐん育っているはずです。楽しみにしてくださいね。